サイトの常時SSL化は本当に必要?

常時SSL化は必要か

先日、もしものショップをSSL化するときの注意点について書きましたが、その後「本当にSSL化しないといけないんですか?」という質問をいただきました。

そのことについて書きたいと思います。

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常時SSL化するとどうなるのか

常時SSL化とは、ウェブサイトのすべてのページを暗号化することです。

結果、どうなるかというと、アドレスバーの表示が下記のように変わります。(Chromeで見た場合)

常時SSL化したときのアドレスバー表示

URLの先頭に鍵マークがつき、「保護された通信」と表示されています。緑色で、若干目立つかな~、という感じ。

一方、常時SSL化されていない場合は、下記のような表示になります。

常時SSL化されていないサイト

アドレスバーに、何を意味するのか「i」のマークがついています。色が違うわけではないので、特に気にする人はいないでしょう。

これだけでは、両者にそんなに差があるとは思えないかもしれません。

ただ、サイト内検索や、お問い合わせフォームなど、何かを入力しようとすると下図のようになります。

常時SSL化されていないサイトでの入力画面

アドレスバーに、「保護されていません」としっかり表示されていますね。

でも、色が違うわけでもなく、まだそこまで影響があるようには思えません。

ちなみに、スマホではどうでしょう。

Safariの場合はこちら。

スマホでのSSL化の表示

小さい鍵アイコンが見えるのみ。

Googleアプリを使って見た場合はこちら。

スマホでのSSL化の表示

SSL化されているかどうか分かりませんね(^^;

2017年12月現在では、SSL化されているサイトとSSL化されていないサイトでは、このような違いにとどまっています。

じゃあ、急いでSSL化する必要はないんじゃないの?

上のような理由から、質問された方は、今SSL化する必要なないんじゃないのか、と思われたのでしょう。

確かに。一般のユーザーにとっては、SSL化されているかどうかをそこまで気にする方はまだ少ないかもしれませんが。。。

検索結果にSSL化あり無しのラベルが出現するかも?

ただ、今後Googleが検索結果にSSL化のあり無しを反映してくるかもしれません。(これはあくまで私の勝手な予想ですが)

そうなると、「このサイトは安全じゃないかも」と、検索結果の画面で判断されてしまい、サイトへの流入が減少するでしょう。

実は、Googleは今まで、検索結果の画面にいろいろなラベルを使用しています。

モバイルフレンドリーのラベル

2014年、世の中がモバイルフレンドリーでてんやわんやだったのを覚えている方も多いと思います。

これまでPC中心だったサイトを、スマホで見やすいレイアウト(最適化)しないといけなくなった。それがモバイルフレンドリーです。

(あの時の苦労は忘れることはできません。まじでドロップシッピングをやめようかと思ったほど笑)

この時、Googleはスマホでの検索結果に、「スマホ対応」というラベルを使用しました。

要は、スマホ対応しているサイトには、「スマホ対応」というラベル(単なるテキストですが)をつけるようにしたのです。

※今はなくなっています。

これによって、検索したときにその検索結果のページを見るだけで、ユーザーはスマホ対応されているサイトかどうかを見分けることができるようになりました。

また、スマホ対応されているサイトが、SEOにも有利になりました。

ただ、その時にもスマホ対応をしなかった方もいらっしゃると思います。

なぜなら、ユーザーが本当に見たい情報があれば、ピンチアウト(スマホの画面を指で広げて見る)するくらいは、とくに問題はないでしょうから。

けれど!

3年経った今、スマホ対応されていないサイトに遭遇するとどうでしょう。

明らかに見にくいと感じますし、このサイトはかなり長い間手をつけていないんだろうな、という錯覚さえ起こします。

今、私はスマホ対応されていないサイトが出てきたら、すぐに他を探すようになっています。

きっと、SSL化においても同じことがいえるでしょう。

それなら、早いうちにしておいた方がいい!

AMPのラベル

もう一つ、今スマホの検索結果には「AMP」ページかどうかのラベルも使用されています。

ampのラベル表示

この雷みたいなラベル、見たことはありませんか?

このラベルがついたサイトを開くと、とにかく早い! 一瞬でサイトが表示されます。

AMPとは、「とにかくページを軽くして高速で表示させるようにしたサイト」と思っておいてください。

ただ、今のところデザイン面などまだ発展段階であるように思えます。このラベルについても、Googleはいろいろと仕様を変えているようですね。

こんな感じで、SSL化についても何かラベルを作ってくるんじゃないかなー、と勝手に思っている次第です(^^)。

常時SSL化を早めにしておく2つのメリット

いずれにしても、Googleが強く推奨している以上、いつかは対応しなくてはいけません。

その時期は早ければ早いほどいいと思います。その理由をご紹介しておきますね。

1. SEOの順位が下がる可能性に、早くから対応できる

SSL化をするということは、サイトのURLが変わるということです。

そのため、「301リダイレクト」という処理をして、いままでのURLに来たアクセスを、新しいURLに転送するようにしないといけないのです。

この時に、一時的にSEOの順位が下がる可能性があります。(実際にそういう体験談を聞いていますが、もちろんコンテンツの内容によって違いはあります。)

その転送の流れがおちつくと、順位も安定してくるでしょうが、それなら早目にやっておいた方がいい。

特に、最近ショップやブログを作ったばかりで、まだSEOでの順位も下位のものが多い方は、今のうちにSSL化を済ませておきましょう。

2. サイト内のURL変更などの手間が少なくて済む

常時SSL化をするにあたり、プラグインなどを使って一括で処理できるものもありますが、最後には細々とした修正が必要になります。

ワードプレスのSSL化の手順に関しては、下記のサイトがとても分かりやすいので、参考にしてください!私もこの通りにやりました。

WordPressをhttpからhttpsにSSL化した全手順まとめ(エックスサーバー環境)

SSL化を後回しにして、サイトを更新すればするほど、その細々とした修正の手間が増えることになります。

それなら早目にやっておいた方がいい。

ということです(^^)

「上記の参考サイトなどを見ただけで自分でSSL化できるか不安」という方は、またSSL化のセミナーも準備していますので、ご期待ください!

【注意】もしものショップに関しては、まだSSL化はしてはいけません。

詳しくは、もしものショップをSSL化するときの注意点 をお読みくださいね。

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