「おられる」などの間違いやすい敬語について

サイトの中で、「おられる」などの言葉遣いをしていませんか?

「〇〇と感じる方もおられるようです。」 みたいな。

敬語

実はこれ、間違った敬語です。ショップやサイトでの文章や言葉遣いは意外と重要。今回は間違いやすい敬語についてご紹介します(^^!

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おられる

会社でも、「〇〇さんはおられますか?」と言っている方をよく見かけます。とっても多いです。尊敬語と謙譲語がごっちゃになってしまったパターンです。

  • もともとの言葉は「いる(居る)」
  • 相手に対して使う場合は「いらっしゃる」(尊敬語)
  • 自分に対して使う場合は「おる」(謙譲語)
  • 単に丁寧に使う場合は「います」(丁寧語)

となります。

相手に対しては、「〇〇さんはいらっしゃいますか?」

自分のことでは、「私は明日は大阪におります」

というように使い分けましょう。

おっしゃられる

「〇〇さんがおっしゃられていました」というのも、よくやってしまう間違いです。いわゆる二重敬語です。

  • もともとの言葉は「言う」
  • 相手に対して使う場合は「おっしゃる」(尊敬語)
  • 自分に対して使う場合は「申す」(謙譲語)
  • 単に丁寧に使う場合は「言います」(丁寧語)

となります。

実は、「言う」の尊敬語は他にも「言われる」があります。尊敬語は、もともとの言葉に「~られる」などをくっつけるだけでOKのものも多いです。とても覚えやすいのですが、その勢いで「おっしゃる」にも「~られる」をつけてしまうと二重敬語になってしまうのです。

相手に対しては、「〇〇さんがおっしゃっていました。」

自分のことでは、「私が昨日申しましたように・・・」

と使ってくださいね。

二重敬語の間違いは本当に多いです。少し例を挙げておきます。

×:おいでになられました
〇:おいでになりました

×:ご覧になられましたか?
〇:ご覧になりましたか?

×:召し上がられますか?
〇:召し上がりますか?

おリボン、おトイレ、おビール

丁寧な言葉遣いをしようと、単語の頭にやたらと「お」をつけてしまうのもNGです。

本来は、丁寧な言葉遣いをする場合は単語の頭に「お」や「ご」をつけます。

「お返事」「お名前」「ご意見」など。「ごはん」「お菓子」「ごちそうさま」「おはよう」も実はこれに当てはまります。

ただ、外来語には基本「お」はつけません。

「おスマホ」「おペン」「おベッド」「おジョイントマット」は明らかにおかしいですよね(笑)

ですので、「おリボン」「おトイレ」「おビール」も本来は間違った敬語なのです。

ただ、最近ではあまりによく使われるため、敬語化している言葉もあります。これらはそういったジャンルに入るようですね。

サイトの中で使う場合は、すっきりと「お」を外して「リボン」「トイレ」「ビール」でも全然問題ありません。

社長様、部長様

「〇〇部長様」というと、より丁寧に聞こえますが、これは間違いです。「社長」「部長」などの役職名にはすでに敬称が含まれているのです。

よって、「〇〇部長いらっしゃいますか?」などと使うのが正解。

どうしても抵抗がある場合は、「部長の〇〇様いらっしゃいますか?」であればOKです。

「御社」と「貴社」の使い分け

相手の会社のことを言う場合、「御社」と「貴社」という言い方があります。これは「話し言葉」か「書き言葉」かで使い分けます。

話し言葉の場合は「御社」

書き言葉の場合は「貴社」

よって、メールでは「貴社」を使ってくださいね。

まとめ

最近、ショップやブログ上での「おられる」がとても気になったので書いているうちに、一般的な敬語の話になってしまいました(^^;

ネットショップでも、敬語は大切です。訪れてくださったお客様に対して、ガチガチの敬語(最敬体)を使う必要はありませんが、かといってあまりにフランクすぎる言葉遣いだと、気持ちがいいものではないですよね。

これまで気にしていなかった方は、少し気をつけて使ってみてくださいね!

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